スマホ向けのCPUまとめ。
発売済みの物から、発売前の物まで。
TI OMAP
シリーズ | ベース | プロセスルール | コア数 | 周波数 | グラフィック |
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OMAP 3シリーズ | ARM Cortex A8 | 65nm→45nm | 1 | 600MHz-1.2GHz | PowerVR SGX530 |
OMAP 4シリーズ | ARM Cortex A9 | 45nm | 2 | 1GHz-1.8GHz | PowerVR SGX540 |
OMAP 5シリーズ | ARM Cortex A15 | 28nm | 2 | 2GHz | PowerVR SGX544MP |
Snapdragon
シリーズ | プロセスルール | コア数 | 周波数 | グラフィック |
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Snapdragon S1 | 65nm | 1 | 1GHz | Adreno 200 |
Snapdragon S2 | 45nm | 1 | 800MHz-1.5GHz | Adreno 205 |
Snapdragon S3 | 45nm | 2 | 1.2GHz-1.5GHz | Adreno 220 |
Snapdragon S4(仮) | 28nm | 1-4 | -2.5GHz | Adreno 225-320 |
どちらのメーカーにも言えることですが、
グラフィックが特別に強化されているような特異な製品もあるので、
スペックは参考程度にお願いします。
簡単に解説
プロセスルールが小さくなると、
→消費電力が少なくなり(=発熱が抑えられ)、動作周波数のUPが可能
→動作周波数のUP(=処理能力の向上)
ここで、勘違いされやすいのが、動作周波数が高いからと言って、電池の減りが速いわけではない点。
CPUは常に最大の周波数で動作するわけではないし、
同じ処理をするのであれば、処理能力が高いCPUの方が短時間で処理が可能なため、
アイドルタイムが長くなり、その間は低コストで動作している。
現代においては、制御技術が物を言います(と思ってます)
間違いなどあったら、コメント欄から教えてください。